2021-12-23 soarの活動再開、すりこみ、カバの赤ちゃん
21:23
ちょっとまだまとまっていないのでこちらにメモ。
22日にsoarが活動再開したことを受けて、卜沢さんがこのようなTweetをしている。
元LITALICO、soar元理事の性加害について、加害者側、団体側との交渉もしていたのですが、まだ全く解決はしていません。関係者からの被害の声も集まっている状態なのですが、対応に関しても失望することばかりです。諸事情あり、公にまとまってお話をできるまでもう少し時間がかかってしまいそうです。
直接の関係者でもないため、その後の経過は卜沢さんをはじめとする関係する方がSNS等に表明する言葉からしか拾っていない。この「アパートメントで起こった問題と、soarで起こっている問題について」を書いたあとも、積極的にはこの問題に言及するようなこともしていない。部外者である自分が口を開くことがあるとしたら、加害者の方からの動きがあったときだろうと考えていた。
私の理解では、今回の性加害の問題は鈴木氏本人の問題にとどまらず、団体の責任も問われていたように思うし、それを団体側も認めていたと思う。この問題のために活動を休止したのであれば、被害者が「まだ全く解決はしてい」ないとする段階で活動を再開する理由は何か。「活動再開」という団体側のアクションを受けて被害者は「まだ解決していない」というアクションを取ったのだから、団体はそれに対してアクションをすべきだろう。
今まで団体は被害者として訴え出た中心人物でもある卜沢さんの言葉や存在をぼやかすような言及ばかりしていたように思うが(その理由はもちろん私にはわからないし、これは私の印象にすぎないかもしれない)、今回の発言には何らかのレスポンスを返すべきであると思う。
4月からここまで(被害を受けた方にとってはさらに以前からだけれど)、色んな方がこの問題について言及したり、考えたりしてきたのは幾度となく起こってきた同様の問題に対策し、終止符を打ちたいという願いがあったからで、それは団体の活動を休止してまでこの問題に取り組んだsoarにとっても同じだろう。であるならば、被害者の意識と団体の表明の間にある齟齬について団体側から説明することは、これからのsoarの志と指針を示すことにもなるはずだ。
これまでの発表(個人のものも含めて)、自らも損害を受けているという感情と、団体としては責任を負わなければならないという感情との間の矛盾を整理しきれないまま今に至っているのではないかと感じることがある(これも私の印象に過ぎないかもしれないが)。
団体としてどういう立場を選ぶかで被害者への対応は変わってくるはずだと思う。
責任は個人にあって団体としてはそれに関与しないと考えるのであればそれに則した対応を取るべきだが(被害者がそれを受け入れるのか、その上でどう対応するかはその先の話)、今までの様子からは、団体として責任があると言いながらも被害者とは話し合わないという中途半端な状態が、被害者の負担を大きくしているように見える。
13:18
自分が繰り返し同じようなテーマの周辺をさまよって、同じようなことを話していることは分かっている、でもそのもやもやと漂う感覚を雲のようにしてではなくきりっと形にしてゆきたい、という思いがこのscrapboxでは少し解消されているような気がする。リンクを使うことでそれが見えてくるから。
でも #言葉の弊害 のところにも書いたように、どんなことも薬であり毒であるなと思うけれど、こうして繰り返してみることで実際の感覚を離れて、架空の感覚を自分に刷り込んでしまう危険があるということも頭に置いておかないといけない。 そんな風にして自分を固めてしばっては、自由にとべないよ。
12:59
言葉というものがなにかとなにかを分けて受け取るための手段のひとつだとしたら、そのために問題が細かく分かたれてかえってヒステリックに小さなことを突き回すばかりに偏ってゆくような例をネット上ではよく見かける。
実際に身体をもって接してみたら、言葉だけに頼らずなんとなく名付けずに置いておける感覚というものがあってそれは理屈じゃない部分で作用してくれたり、時間を超えての納得を運んでくれるはずなのに、ネット上で言葉をたたかわせているだけだとどうしても「今すぐ」の表面的な思考に陥りがちになる。些細なことに大きな火がついて煙に巻かれて視野がふさがる。大木の根っこが病んでいるのに、じつはお互い同じ問題を抱えていたり、同じ志をもっているはずの人たちが、小枝の先の先の方で小競り合いをして、肝心な根っこに手を入れることができない。
もちろんその逆、今まで見えていなかった問題が浮き上がってきて見えるべきものにすることもできるのだけれど、単純さに流れずにいるためにはひとつの手段のなかに溺れていてはだめで、出だしは良かったのにだんだん視野狭窄になるような例もよく見る。
どんなものでも薬でもあり、毒でもある。
自分が信じているぴかぴかのの曇りなき正義だって、そのかがやきが完璧であるほど、どこかでは強い毒になりうる。
12:45
#夢 トイレのお水のところにモルモットのようなものが沈んでこちらを見ている。大変だ!と掬い出したが目をぱちぱちさせて平気な様子。体を拭いてあげているうちにそれが赤ちゃんカバだったことに気づく。カバか…大きくなるのにどうしたらいいだろう…と困るが、でもとにかく元気にすることが先だ、と思う。モルモットだった時もカバになった時も、とてもかわいかった。 あと、起きているつもり(目はとある文章を追っていた)のに軽く夢を見て印象的だった。
頭の中にちりちりに縮れた文字で書かれたアルファベットの表が浮かんで、今私はこんな声しか出ないのだ、日本語は普通に発音できるけどアルファベットはガサガサの声しか出ないと思い込んでいた。「a」と発音してみようと喉に力を入れてはっと我にかえる。 #白昼夢